ブロックチェーンとは?仕組みとマイニング方法を解説
仮想通貨に興味があっても、「専門用語がよく分からない」という方も多いと思います。
たしかにその通りで、仮想通貨の世界では「ブロックチェーン」や「マイニング」といった、日常生活では耳にすることのない言葉が多く登場します。
こういった単語にアレルギーを感じるのも、すごく分かります。でも、こういった単語を理解できると、仮想通貨に対する理解がぐっと深まることは間違いありません。
仮想通貨というと、ついつい「投資」の方にばかり目が行きがちですが、仮想通貨で真に注目すべきところは、実は「ブロックチェーン」という技術の方なのです。
大げさではなく、ブロックチェーンという技術は、近い将来世界を大きく変えるポテンシャルを持っている技術なんですね。
この記事では、仮想通貨の中でも特に重要なキーワードとなる「ブロックチェーン」に焦点を当てて、解説したいと思います。
ブロックチェーンの仕組みが分かれば分かるほど、仮想通貨の将来性を確信できるようになりますので、しっかりと内容を押さえてくださいね。
なお、仮想通貨の基本から学びたい人は、「仮想通貨の投資方法を完全解説!億り人になるための全知識とは?」も参考にしてみてください。
ブロックチェーンとはどんな技術?
ブロックチェーンとは、コンピューターとインターネットが世界規模に拡大・普及したことで可能となった、新しい技術です。
まずは、ブロックチェーンの歴史を振り返って、それから仕組みや特徴を順番に解説していきます。一番重要な部分ですので、しっかりと押さえましょう。
ビットコインが全ての始まり
ブロックチェーンという技術は、実は「ビットコイン」を実現させるために作られた技術です。
「ビットコインとイーサリアムの違いを解説!投資するならどっち?」でも解説している通り、ビットコインといえば、世界で最初の仮想通貨で、名実ともに世界で一番知られている仮想通貨です。
世の中的には、ビットコインの方に注目が集まりがちですが、「ビットコインの最大の発明はブロックチェーンだ」という話があるぐらいに、ブロックチェーンは注目すべき技術なのです。
ブロックチェーン技術を使ったビットコインの理論を最初に提唱したのが、「サトシ・ナカモト」という謎の人物です。
2008年10月、インターネット上に「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という論文を掲載したのが始まりです。その後、その理論を基にビットコインの開発が進められ、翌年の2009年1月には最初のビットコインが発行されました。
ブロックチェーンという技術が誕生してから、実はまだ10年ほどしか経っていません。
ただ、今まで一度もビットコインのブロックチェーンシステムは停止したことがないため、ブロックチェーン理論は現実世界でも通用するということが分かります。
取引の履歴をまとめたもの
ブロックチェーンを一言で説明すると、「仮想通貨の取引履歴をまとめたもの」となります。ブロックチェーンと聞くと難しそうですが、要は「取引履歴を記録する技術」ということなんですね。
仮想通貨の取引はリアルタイムで行われていますので、今この瞬間も取引履歴はどんどん発生しています。このまま放置していると、取引履歴が無限に溜まっていくことになります。
これではいけないので、例えばビットコインでは、10分に1回で取引を区切って、その間に行われた取引の履歴を、一つのブロックにまとめます。そのブロックをチェーンのように繋げたもの、それがブロックチェーンということになります。
つまり、ある一定期間の取引履歴をまとめたものがブロックで、ブロックをつなぎ合わせたものがブロックチェーンということです。ブロックチェーンには、今まで行われた取引履歴が全て記録されているのです。
不正を働くことがほぼ不可能
ブロックチェーン技術の大きな特徴が、世界中のコンピューターが、ブロックチェーンを個別に所有している点です。誰か一人だけが、ブロックチェーンを保有しているというわけではないんですね。
つまり、誰かがブロックチェーンを不正に改ざんしても、その他全てのコンピューターに保存されているブロックチェーンと取引履歴が一致しなくなるため、不正を働くことができません。
ここで例を挙げてみましょう。
例えば、誰かが仮想通貨を不正に入手しようと考えて、取引履歴(=ブロックチェーン)を書き換えたとしましょう。有りもしないのに、自分が100BTC保有していると、取引履歴を改ざんしてしまいました。
すると、こんなことが起きます。世界中に散らばっているブロックチェーンの情報と、不正を働こうとしている人のブロックチェーンの情報が一致しないのです。
この時点で、不正が明らかになるため、不正を働くことはできなくなります。
このように、世界中のコンピューターが同じブロックチェーンを持っているため、誰かが不正を働いても、それがすぐに分かるようになっているのです。
この「改ざん不可能性」によって仮想通貨に信用が生まれ、通貨としての取引ができるようになっているのです。
報酬目当てで記録作業が行われる
ブロックチェーンは、世界中のコンピューターが取引履歴の記録作業を行うことで、初めて機能します。この記録作業のことを「マイニング」といいます。そして、マイニングをする人を「マイナー」と呼びます。
マイニングについては、「仮想通貨のマイニングの仕組みを理解しよう!PoWとPoSの違いは?」でも詳しく解説しています。
ブロックチェーンの技術は非常に素晴らしいものですが、そもそもの話、世界中の人々がマイニングに参加しないことには、ブロックチェーンのシステムは機能しません。
しかも、マイニングに参加するためには、高性能なコンピューター設備を多数用意する必要がありますし、電気代も相当かかります。
ここまで手間と費用をかけて、どうして世界中の人はマイニングに参加するのでしょうか?
その理由は、「マイニングをすると報酬がもらえるから」ですね。
例えば、ビットコインをマイニングすると、報酬としてビットコインがもらえるようになっています。世界中の人は、この報酬欲しさに、こぞってマイニングに参加しているんです。
ここまでをまとめると、マイナーは、マイニングを行うことでその報酬を受け取ります。一方、仮想通貨はマイナーに報酬を支払うことで、その仕組みを維持しています。この両者の相互依存関係が、ブロックチェーンの仕組みを成り立たせているのです。
非常によくできた仕組みだと思いませんか?
特定の管理者がいらない
先ほども説明した通り、ブロックチェーンシステムのもとでは、世界中のコンピューターがブロックチェーンを持っているため、不正を働くことは不可能に近いです。
そのため、従来の仕組みのように、誰か特定の管理者がシステム全体を監視しなくても、自律的にシステムが稼働するようになっています。
つまり、ブロックチェーンシステムは、システム全体を管理する中央管理者が不要ということになります。
仮に特定のコンピューターがハッキングを受けたり故障したとしても、世界中にブロックチェーンのバックアップが存在するため、ブロックチェーンシステムには何の問題もありません。
もしもブロックチェーンシステムを破壊させたいと思ったら、世界中に存在するコンピューターを、同時に全て破壊するしか方法がありません。これは不可能です。
誰の手を加えずとも自律的に稼働し続けるブロックチェーンシステムは、非常に優れた仕組みであると考えられます。
マイニングの種類
「仮想通貨のマイニングの仕組みを理解しよう!PoWとPoSの違いは?」で説明している通り、仮想通貨のマイニング方法には、大きく2種類あります。
時価総額一位のビットコインが採用する方法がPoW、そのPoWの問題点を改善する形で生まれたのがPoSという方法です。
以下、それぞれの特徴について解説していきます。
PoW(Proof of Work、プルーフ・オブ・ワーク)
PoWを一言で言うと、高性能なコンピューターを使って莫大な計算作業を行い、一番最初に解を出した者が記録作業を行う(=マイニングに成功する)方法です。
ビットコインやライトコインなどは、このPoWを採用しています。
PoWの問題点として挙げられるのが、マイニングの際に莫大な電力を消費することです。この電力の問題は、世界中で問題視されています。
PoS(Proof of Stake、プルーフ・オブ・ステーク)
PoSとは、保有するコインの量に応じて、マイニングに成功する確率が変わってくる方法です。保有するコインの量が多ければ多いほど、マイニングの難易度が下がるようになっています。
PoWほどマイニングの際に電力を消費しませんので、より効率的なマイニングができようになっています。
アルトコインの多くは、このPoSを採用するものが多くなっています。ただ、PoSを単独で採用する通貨は珍しく、PoWや他の方法と組み合わせることが多いです。
ブロックチェーンを使ったプロジェクト
ここからは、ブロックチェーンを使ったプロジェクトをいくつかご紹介していきます。
あなたが投資しようとしている仮想通貨は、ブロックチェーンを使って世の中に貢献していこうとしているプロジェクトであることが多いです。あなたが実際にコインを保有することで、そのプロジェクトを応援することに繋がっているんですね。
単に上がりそうだからという理由だけで仮想通貨を選ぶのではなく、そのプロジェクトが実際に何を目指しているのかを確認することが、かなり重要となってきます。
ブロックチェーンを使ったプロジェクトは本当にたくさんありますので、あなたもぜひ自分で調べてみてくださいね。
こちらでは、イーサリアム、ファクトム、ヴェチェインの3種類のプロジェクトをご紹介します。
イーサリアム(ETH)
イーサリアムで特徴的なのが「スマートコントラクト」という技術で、ブロックチェーン上に「契約情報」を記録する技術です。
例えば、「AさんがBさんに1万円を支払う」という契約情報をブロックチェーンに記録したとします。
すると、この契約情報に基づいて、AさんからBさんへ自動的に1万円の支払いが行われます。
Aさんがこっそり契約を取り消そうと思っても、ブロックチェーン上の記録を改ざんすることはできません。強制的に支払いが行われるのです。
このように、スマートコントラクトによって、従来のように間に第三者機関(仲介者)が入らなくても、自動的に契約が履行されるようになります。
もしもスマートコントラクトが普及したら、例えば契約を保証する役割を果たしていた裁判所や登記所、銀行などの機能は必要なくなります。スマートコントラクトを使って、安全確実、そして安価な費用で契約の保証を受けられるようになります。
なお、イーサリアムについては、「ビットコインとイーサリアムの違いを解説!投資するならどっち?」でも解説していますので、参考にしてみてくださいね。
ファクトム(Factom)
仮想通貨ファクトムとは、「ファクトム(Factom)の実力はいかに?仮想通貨の中で人気上昇中」でも解説している通り、文書などのデータをブロックチェーンに記録するプラットフォームです。
ファクトムは、ブロックチェーン技術を用いて書類をデータ管理することで、安全、確実、大量に記録することを目指しています。
現在、大量の文書データをサーバーなどに保管して管理するのは、管理コストが高くついたり、情報漏洩のリスクがあったりする恐れがあります。
ところが、ファクトムを利用すれば、自分でサーバーなどの設備を準備することなく、安価なコストで文書を保管することができます。しかも、データはブロックチェーン上に記録されますので、第三者が内容を変更することは不可能です。
ファクトムに不動産登記簿といった公的データを保管すれば、誰でも内容を閲覧可能ですし、同時に記録を改ざんすることもできませんので、将来的には法務局などの特定の管理機関が不要となると考えられます。
実際、ファクトムは「ファクトムハーモニー」というプロジェクトに力を入れています。
およそ160兆円にも及ぶアメリカの住宅ローン市場に参入し、不動産契約や登記、住宅ローンの支払い情報を、安全確実に管理することを目指しています。
仮にこのプロジェクトがうまくいけば、従来まで必要だった登記所や不動産仲介業者、金融業者などの第三者機関が不要になる可能性もあります。
ファクトムのポテンシャルは、計り知れません。
参照:ファクトム公式サイト
ヴェチェイン(VEN)
ヴェチェインは、ブロックチェーン技術を用いて商品が本物か偽物かを判断するプラットフォームです。NFCチップを商品にあらかじめ埋め込んでおくことで、それが正規品なのかどうかを見極めることを目指しています。
ブロックチェーンは内容の改ざんが不可能ですので、一発でその商品が本物か偽物かを見極めることができます。
ヴェチェインは、その商品が本物かどうかを見極める以外にも、生産状況や配送状況を確認する手段としても機能します。
例えば、物流の各箇所でチェックを行うことで、その商品が今どのような状態にあるのか、冷蔵商品なら温度や湿度はどれぐらいか、配送状況はどうなっているのか、そういったものを全て一限で管理することができます。
ヴェチェインが本格的に導入されれば、物流業界に大きな旋風を巻き起こすことでしょう。
参照:VeChain公式サイト
ブロックチェーンのまとめ
この記事では、仮想通貨の中でも「ブロックチェーン」という技術に焦点を当てて解説してきました。
ブロックチェーンという技術は、近い将来、世の中を大きく変革していくと考えられます。
仮想通貨の「投機性」の部分にばかり目が行きがちですが、「ブロックチェーン」の部分にもしっかりと注目しましょう。
ブロックチェーンに対する理解を深め、時代を先読みして行動を始めましょう!
仮想通貨の儲け方とは!仮想通貨で利益を上げる7つの方法
「仮想通貨投資」と聞くと、仮想通貨を売り買いして利益をあげるイメージをする人が多いと思います。
たしかにその通りで、「仮想通貨はポートフォリオが重要!億り人になるための戦略とは?」でも詳しく説明している通り、仮想通貨で稼ぐ一番オーソドックスな方法が仮想通貨の売買です。
安い価格で仮想通貨を購入し、価格が上昇したタイミングで売れば、その差額を利益として得ることができますね。
ところが、仮想通貨は売買以外の方法でも利益を上げることができます。しかも、中には一円もお金をかけることなくノーリスクで仮想通貨を手に入れる方法だってあります。
あなたはその方法、気になりませんか?
さて、この記事では、仮想通貨で利益を上げる方法をできるだけ多く解説していきます。この記事を読んでいただき、仮想通貨で稼ぐ方法を身につけていただけたいと思います。
なお、この記事を読み進めるにあたって、「仮想通貨の投資方法を完全解説!億り人になるための全知識とは?」を事前に読んでいただくと、理解がより深まると思います。
売買取引で利益を上げる方法
仮想通貨で稼ぐ最もオーソドックスな方法が、仮想通貨の売買を通じて利益を得る方法です。株式投資と全く同じ考え方ですね。
ただ、ひとえに売買といっても、通常の取引方法の他に、信用取引だったり、先物取引だったり、様々な種類があります。
通常の取引
もっとも一般的な取引方法が、仮想通貨を安い価格で購入し、それを高い価格で売って利益を得る方法です。
その際、一つだけ注意したいのが、仮想通貨では一連の取引を「ビットコイン建て」で行うことです。
つまり、ビットコインを使ってアルトコイン(=ビットコイン以外の全ての仮想通貨)を購入し、その価格が上がった段階でビットコインに戻すことで、増えた分のビットコインを利益として得られるわけです。
早いところが、ビットコインの枚数集めゲームということですね。ビットコインをどれだけ増やせるかが、重要なポイントとなってきます。
なお、仮想通貨の取引ですが、短期銘柄と長期銘柄に分けて投資すると、効率的に投資できます。
なお、具体的な投資戦略については、「仮想通貨はポートフォリオが重要!億り人になるための戦略とは?」で詳しく解説していますので、参考にしてください。
短期銘柄
短期銘柄とは、ここ1ヶ月ぐらい先に、価格が上昇するきっかけとなる好材料が控えている通貨のことをいいます。
ここでいう好材料とは、例えば取引所に新規上場するニュースや、大手企業との提携ニュースなどです。
好材料が控えていると、期待感からイベントに近づくにつれて価格が少しずつ上がっていき、直前で価格はピークを迎えます。そして、イベント当日には、期待上げが終わって価格が急落します。
短期銘柄で稼ぐポイントが、価格が上がり始める数週間前から購入しておき、イベント直前に売り抜けることです。
長期銘柄
長期銘柄は、数ヶ月から1年ぐらいの期間、保有する銘柄のことをいいます。いわゆる「ガチホ銘柄」ですね。
ガチホ銘柄の条件としては、通貨としての性能が優れていたり、市場でのニーズが高かったり、その通貨の潜在的な価値に対して価格が安すぎることが挙げられます。
ガチホ銘柄は、短期的には価格が上下しますが、長期的に見ると価格が10倍、20倍と上昇する余地があります。
短期銘柄と長期銘柄、両者を組み合わせて取引を進めていくのがいいと思います。
信用取引
仮想通貨は、FXのような証拠金を使った信用取引も可能です。つまり、あらかじめ取引所に証拠金を預けることで、その何倍もの資金を取引できるようになります(レバレッジ取引)。
例えば、国内取引所bitFlyerは、証拠金の最大15倍までの金額が取引可能です。10万円預けていれば、150万円分の取引ができるということですね。
レバレッジを利かせると、うまくいけば利益が15倍になりますが、失敗すれば損失が15倍に拡大しますので、信用取引はハイリスク・ハイリターンな取引方法といえます。
また、空売りをすることで、価格が下がっている局面でも利益を上げることができます。
なお、ただでさえ価格の変動が激しい仮想通貨で、さらに信用取引まですると、そのリスクはとんでもないことになります。
信用取引を利用しなくても、普通に取引しているだけで大きな利益を上げられますから、わざわざ信用取引を始める必要はないかもしれません。
また、一部の取引所では先物取引も可能ですが、こちらもリスクが高くおすすめできません。
参照:bitFlyer
売買取引以外で儲ける方法
ここからは、仮想通貨の売り買い以外の方法で利益を上げる方法を解説していきます。
投資初心者にとっては、もしかしたらこちらの方法の方が実践しやすいかもしれません。
仮想通貨に投資しようか悩んでいる人は、こちらで紹介する方法を試してみてもいいかもしれません。
AirDrop(エアドロップ)
エアドロップとは、上場前の無名な仮想通貨を広く知ってもらうため、仮想通貨を無料で配布することをいいます。また、ホルダーを事前に増やすことで、取引を活発化させる狙いもあります。
エアドロップ はあくまで無料配布ですので、もらえる通貨の量はそれほど多くありません。しかしながら、時には配布された通貨が数十万円の価値に化けることもありますので、決してバカにはできません。
どうせタダでもらえるわけですから、エアドロップでもらえる通貨は全てもらっておくといいでしょう。
なお、エアドロップのパターンとしては、無料会員登録だけでもらえるパターンと、ある仮想通貨を保有していると自動でもらえるパターンの2通りがあります。
以下、それぞれのケースについて具体的に解説していきます。
無料会員登録でもらえるUnizon
Unizon(UZN)のエアドロップは、無料会員登録だけでもらうことができました。
まだ上場前ではありますが、エアドロップで40UZN(8ドル相当)を無料で受け取ることができました。
日本円にするとわずか800円ほどの価値しかありませんが、将来的に上場して価格が上がったら、数十万円の価値になっているかもしれません。
資金がなくてなかなか投資を始められない人は、まずは無料会員登録型のエアドロップから始めてみてもいいかもしれません。
というか、仮想通貨が“タダ”でもらえるわけですから、できる限り参加した方がいいと思います。
ちなみに、Unizonは保険加入者自らが主体的に保険を作り上げ、それに賛同する人が保険に加入する、ユーザー主体型の保険プラットフォームを目指しています。
なかなか面白そうなプロジェクトですね。
参照:Unizon
NEOホルダーがもらえたOntology
2018年3月1日、NEOの保有者に対してONTology(ONT)という仮想通貨が無料で配布されました。具体的には、1NEOに対して0.2ONTが付与されました。
ざっくり1NEO=6,500円、1ONT=800円とすると、6,500円分のNEOを持っていれば、160円分のONTがもらえた計算になります。
NEOを持っているだけで無料でONTがもらえたわけですから、これも非常に嬉しいですよね。
この種のエアドロップがある時には、あらかじめ対象の仮想通貨を購入しておけば、タダで別の通貨を受け取ることができます。
ところで、エアドロップの際に注意したいのが、エアドロップ実施後、対象通貨の価格が急落することです。
どの人も、エアドロップ目当てで通貨を買いあさりますから、エアドロップが終了すると、一斉に投げ売りを始めるからです。
そのため、このタイプのエアドロップに参加する時には、まだ価格が低い段階から仕込んでおくか、または価格の上下を気にせずガチホすることが大切です。
ハードフォーク
ハードフォークとは、仮想通貨の仕様変更のことをいいます。
ここでは難しい説明は省きますが、ハードフォークが起きると、仮想通貨がタダでもらえることがあります。
ハードフォークも仮想通貨をタダで手に入れる一大イベントですので、積極的に参加したいところです。
なお、ハードフォークの情報については、公式ツィッターや取引所などからアナウンスされますので、アンテナを張っておきましょう。
ここからは、過去にあった有名なハードフォーク事例として、ビットコインとイーサリアムのハードフォークについて解説します。
なお、ビットコインやイーサリアムについては、「ビットコインとイーサリアムの違いを解説!投資するならどっち?」でも詳しく解説しています。
BCH(ビットコインキャッシュ)
2017年8月1日、世界中が見守る中誕生したのがビットコインキャッシュです。
ビットコインキャッシュは、ビットコインからハードフォークする形で誕生した新しい仮想通貨です。
ビットコインキャッシュが誕生した背景には、ビットコイン取引の拡大によるビットコインの処理能力不足があります。処理能力の高いビットコインキャッシュという仮想通貨を作ることで、その問題に対処しようとしたのです。
ハードフォークの際には、ビットコインと同数のビットコインキャッシュがホルダーに無料で配布されました。
タダでもらえたビットコインキャッシュですが、一時期40万円の高値をつける場面もありましたので、ハードフォークは非常においしいイベントといえるでしょう。
ETC(イーサリアムクラシック)
イーサリアムクラシックも、ビットコインキャッシュと同様、イーサリアムからのハードフォークで誕生した新しい仮想通貨です。
イーサリアムクラシックも、一時期4,000円台をつける場面がありましたから、ハードフォークでイーサリアムクラシックを手に入れた人は、ウハウハだったことでしょう。
なお、イーサリアムクラシックのハードフォークが行われた理由は、イーサリアムがハッキングを受け、65億円ものイーサリアムが盗まれたためです(DAO事件)。
この事件を受け、イーサリアムの開発陣はハードフォークを行いハッキングがなかったことにしようとしましたが、それに反対する一部ユーザーによって、イーサリアムクラシックという通貨が新しく誕生しました。
なお、イーサリアムについてもっと知りたい人は、「イーサリアムのスマートコントラクトとは?仮想通貨を徹底比較」もご覧になってください。
配当型
配当型とは、ある仮想通貨を保有していると、一定期間ごとに配当として仮想通貨がもらえるものをいいます。
自身が保有する通貨が配当としてもらえるパターンもあれば、別の通貨がもらえるパターンもあります。
仮想通貨を持っているだけで無料で受け取れるわけですから、配当型も非常にアツいです。
OKB
OKBは、大手取引所OKExが発行する独自通貨です。
OKBを持っていると、それを取引手数料の支払いとして利用できたり、上場させたい通貨を決める投票に参加できたり、様々なメリットがあります。
そして、OKBの一番の目玉が、OKExの取引手数料の一部を、毎週金曜日に配当として受け取れるところです。
現状、年利は15〜20%ほどで推移しており、OKBの保有期間が長いほど、その配当も増える仕組みとなっています。
OKBは、ガチホ銘柄としても非常にアツいといえるでしょう。
NEO
中国版イーサリアムと言われるNEOですが、実はNEOを保有しているだけで、GASという仮想通貨が無料でもらえます。
そもそもGASとは、NEOの手数料やマイニングの報酬を支払うために必要となる仮想通貨です。
もともとGASはNEOの中でしか使えない仮想通貨ですが、多くの取引所がGASの取引に対応したため、価格が上昇する要因となりました。
GASを受け取るためには、NEOをNeonWalletなどのウォレットに入れておく必要があります。
1NEOあたりで年間0.1073GASが受け取れる計算となります。
ざっくり1NEO=6,000円、1GAS=2,000円とすると、1NEOを1年間保有していると、およそ200円分のGASが受け取れる計算になります。年利に直すと、3%ぐらいですね。
NEOを持っているだけでGASがタダでもらえるわけですから、これはかなり嬉しいですよね。
なお、仮想通貨のウォレットについては、「仮想通貨のおすすめの保管方法はこれ!ウォレット別の特徴を解説」にて詳細に解説しています。
マイニング
マイニングとは、仮想通貨の取引データを記録する作業のことをいい、この作業に参加すると、新しく発行された仮想通貨を報酬として受け取ることができます。
なお、マイニングについては「ブロックチェーンとは?簡単に仕組みを解説!」にて詳しく解説していますので、ご参照ください。
マイニングに参加する方法としては、自身でコンピューターを用意する方法と、マイニング業者にお金を出して、代わりにマイニングしてもらう方法とがあります。
自分でマイニングを行うのは、初期投資や毎月の電気代などのランニングコストを考慮に入れると、なかなか難しいと思います。
むしろ、業者にお金を支払って、代わりにマイニングしてもらった方がいいかもしれません。
ただ、マイニングを謳った詐欺やネットワークビジネスなどもあるようですので、業者選びは慎重に行いましょう。
マスターノード
マスターノードとは、自身のコンピューターを使って、仮想通貨の取引を支援する立場にいる人のことをいいます。マスターノードになると、仮想通貨の取引を手助けする代わりに、一定の報酬がもらえるようになります。
マスターノードになるためには、仮想通貨を一定数以上保有していたり、様々な条件をクリアする必要がありますが、一度条件さえクリアしてしまえば、あとはコンピューターが勝手に処理をしてくれますので、特別やることはありません。
つまり、マスターノードになってさえしまえば、あとは放置で報酬がもらえるということですね。
マスターノードが可能な通貨には、DASH、TRIG、ION、少し仕組みは違いますがNEMなどがあります。
ちなみに、マスターノードのある通貨は、売り圧力があまり強くならないため、価格が上がりやすい傾向があります。
NEM
NEMは、自由で平等な経済圏を創出することを掲げた仮想通貨です。
NEMにはスーパーノードと呼ばれる存在がおり、NEMの全取引データを保有しています。スーパーノードは、まさにNEMの中核を担う重要な役割を果たしています。
そして、スーパーノードに対しては、その見返りとして毎日高額な報酬が支払われます。
具体的には、一日あたり300XEM(1XEM=3万円とすると900万円相当)が全スーパーノードに対して支払われ、それをスーパーノード同士で山分けします。
一ヶ月あたり2.7億円もの報酬が支払われるわけですから、いかにに高額な報酬かがお分かりいただけると思います。
ちなみに、スーパーノードになるためには様々な条件を満たす必要があります。一番のハードルが、およそ「1億円」相当のNEMを保有する必要があることです。
普通の人がこの条件を満たすのは困難ですので、「スーパーノードっていうのがあるんだ」程度に流しておくといいでしょう。
スーパーノードやNEMについては、「仮想通貨ネム(NEM/XEM)とは? 2018年に注目の理由を解説」の記事もご覧になってくださいね!
仮想通貨の儲け方のまとめ
今回は、仮想通貨の中でも「儲け方」に焦点を当てて解説してきました。
仮想通貨の儲け方は、何もトレードだけではなく、他にも色々と種類があることをお分かりいただけたと思います。
自分に合った方法で、投資を始めてみませんか?
仮想通貨取引所の仕組み、投資の流れを解説!
仮想通貨に投資するためには、仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。
ただ、投資初心者にとって、取引所に口座を開設するのは非常にハードルが高いと思います。
・そもそも取引所って何?
・どの取引所を選んだらいいか分からない
・どのような流れで仮想通貨に投資すればいいの?
このような多くの悩みがあると思います。
そこで、この記事では仮想通貨取引所の仕組みと利用方法、そして実際に仮想通貨投資を始めるまでの流れを解説します。
この記事を読み進めれば、仮想通貨取引所の一通りの理解が進みますので、あなたも仮想通貨投資を始めてみてくださいね!
なお、仮想通貨の基本から勉強したい方は、「仮想通貨の投資方法を完全解説!億り人になるための全知識とは?」もご覧になってください。
仮想通貨取引所の仕組み
仮想通貨取引所の主な収入源は手数料収入ですから、取引所は投資家からなるべく多くの手数料を取ろうとします。
一方、私たち投資家としては、手数料はなるべく安く抑えたいところ。
取引所と投資家、両者の利益は相反するものなのです。
まずは取引所の仕組みを理解し、どのようにすればこの問題に対処できるか、解説します。
仮想通貨取引所とは
仮想通貨取引所とは、その名の通り仮想通貨の取引を行うところをいいます。
仮想通貨は、取引所を介さなくても個人間で直接取引できますが、仮想通貨を購入したい人と売りたい人をマッチングさせるのは至難の業ですので、取引所を利用することで、簡単に取引できるようになっています。
なお、取引所は取引手数料や入出金手数料などが主な収入源ですが、私たち投資家としては手数料を安く抑えて利益を最大化させたいところですので、なるべく手数料の安い取引所を選ぶのがポイントです。
なお、取引所を利用するためには、各取引所に口座を開設する必要がありますが、海外取引所にでは本人確認資料としてパスポートが必要となりますので、あらかじめ用意しておきましょう。
【ポイント】
・取引所は、売りたい人と買いたい人をマッチングさせるところ
・取引所は手数料収入が主な収入源。投資家とは利害が一致しない
・海外取引所を利用するならパスポートが必要
取引所と販売所
仮想通貨取引所は、取引所形式ものと販売所形式のものの2種類に大別されます。
基本的には、手数料が安い取引所形式を利用しましょう。
取引所
取引所では、個人と個人で仮想通貨の取引を行い、需要と供給に応じてリアルタイムで価格が変動します。
株式投資における株の取引を思い浮かべていただけると分かりやすいと思います。
下の図は、国内取引所bitFlyerの取引所の画面ですが、赤枠内の「この価格で売りたい」という買い注文と、「この価格で売りたい」という売り注文が一致して初めて取引が成立するようになっています。
なお、取引所は販売所と比べて手数料が割安ですが、注文がなかなか成立しないこともありますので、利用する際には注意が必要です。
取引手数料は取引所によって異なりますので、なるべく取引手数料の安い取引所で取引を行いましょう。
参照:bitFlyer
販売所
販売所では、取引所と個人で仮想通貨の取引を行います。
その仕組みとしては、あらかじめ取引所が市場から仮想通貨を仕入れておき、ユーザーからの注文が入ると、保有する通貨を手放したり、反対にユーザーから買い取ったりします。
下の図は、国内取引所bitFlyerの販売所の画面ですが、購入価格と売却価格が表示されており、その価格でいつでもコインの取引ができるようになっています。
なお、販売所は一見すると手数料がかからないように見えますが、代わりにスプレッドと呼ばれる「見えない」手数料が徴収されています。
スプレッドとは、市場で実際に取引されている価格と、販売所で取引されている価格の「差」のことをいいます。
購入時には、市場価格よりも高い価格で買うことになり、売却時には、市場価格よりも低い価格でしか売ることができないため、ユーザーは常にスプレッドの分だけ損することになります。
スプレッドは、各取引所や市場の状況によっても変わりますが、ざっくり3%ぐらいと考えておくといいでしょう。
3%と聞くとそこまで高くなさそうですが、定期預金の金利が良くて0.2%ぐらいのこのご時世、3%の手数料を稼ぐのは非常に大変なことです。
販売所を利用するだけ手数料の無駄ですので、必ず取引所で取引をしましょう。
参照:bitFlyer
取引所を選ぶ基準
取引所を選ぶ時には、セキュリティの高さだけでなく、手数料の安さと取り扱い通貨の数が重要となってきます。
正直、セキュリティの高さは各取引所で横並びのところがありますし、どれぐらいセキュリテイが強固なのかは、私たち投資家では判断がつきません。
私たちにできることといえば、投資の利益を最大化するため、手数料の安い取引所を利用することと、これから爆上げする通貨に投資するため、なるべく取り扱い通貨の多い取引所を選択することです。
以下、手数料と取り扱い通貨の種類について、それぞれ解説していきます。
手数料が安い
手数料の安さという意味で、国内取引所全般が販売所形式を採用しているため、手数料がかなり割高となっています。
販売所形式の場合、その手数料はざっくり3%程度ですので、仮に100万円の取引をするとして、手数料が3万円も引かれるわけですから、いかにその手数料が高いかがお分かりいただけると思います。
一方、海外取引所は取引所形式がメインのため、国内取引所と比べて手数料が非常に割安となっています。
例えば、世界最大の取引所Binance(バイナンス)を例に挙げると、その取引手数料は0.1%となっています。
さらに、手数料の支払い方法をバイナンスが独自に発行するバイナンスコイン(BNB)に切り替えると、手数料が半額の0.05%となります。
国内取引所の手数料3%と、バイナンスの手数料0.05%を比べると、実に60倍近くも手数料が変わってくることが分かります。
国内取引所を利用すると手数料だけで資産がどんどん目減りしていきますので、仮想通貨で本気で稼ぎたいなら、海外取引所を利用するのが必須です。
取り扱い通貨が豊富にある
取引所を選ぶ際には、取り扱い通貨の豊富さも重要となってきます。
取り扱い通貨が多ければ多いほど、まだ伸び代のある優良通貨に投資できる機会が増えますので、取り扱う通貨の数は非常に大切です。
国内取引所を例に挙げると、取り扱い通貨は多くて10種類程度です。
国内取引所に上場しているコインは、どれも優良通貨ではありますが、すでに価格が上がり切っているものが多く、爆上げを期待するのはなかなか難しいところがあります。
一方、海外に目を移すと、取り扱い通貨が50種類を超えるのは当たり前で、中には500種類以上の通貨を扱っている取引所もあります。
取り扱い通貨が多いということは、まだ価格が上がり始める前の優良通貨に投資できる機会が多い証拠です。
仮想通貨で稼ぎたいなら、取り扱い通貨の豊富な海外取引所を利用しましょう。
【取引所選びのまとめ】
・仮想通貨投資をするなら、取引手数料が安く、取り扱い通貨も豊富な海外取引所を利用するのがおすすめ
口座を開設した方がいい取引所
仮想通貨取引所の数は星の数ほどありますので、どの取引所を利用すればいいか、非常に悩ましいところです。
そこで、ここからは僕がメインで利用している取引所を紹介していきますので、ここに挙げる取引所は最低限口座を開設しましょう。
仮想通貨投資に慣れてきたら、「仮想通貨のおすすめの保管方法はこれ!ウォレット別の特徴を解説」でも解説している通り、取引所以外の保管方法も試してみるといいでしょう。
国内取引所
国内取引所では、以下に挙げる2つの取引所に口座を開設しておくといいでしょう。
特にザイフは期間限定でビットコインの取引手数料が無料ですので、ぜひ利用したいところです。
bitFlyer(ビットフライヤー)
取引画面が非常に扱いやすく、投資初心者でも簡単に取引できますし、セキュリティにも力を入れているので、安心して取引できます。
仮想通貨投資をするなら、ビットフライヤーは口座開設必須です。
Zaif(ザイフ)
ザイフは、コイン積立や信用取引に力を入れている取引所です。
なお、2018年5月時点、日本円とビットコインの取引手数料がマイナス0.01%となるキャンペーンを実施しており、取引すればするほど逆に手数料がもらえるようになっています。
日本円とビットコインの取引をするなら、現在はザイフ一択と考えていいでしょう。
海外取引所
海外取引所の中で絶対に口座を開設しておきたいのがBinance(バイナンス)です。投資初心者の方は、バイナンスだけに口座を開設しておけばそれで事足りると思います。
もしも余裕があったら、他の取引所にも口座を開設しましょう。
Binance(バイナンス)
バイナンスは世界最大の取引所で、取り扱い通貨が多く、取引手数料も0.1%と圧倒的に安いため、メインで使いたい取引所です。
しかも、手数料の支払い方法をバイナンスコインに設定すれば、取引手数料はさらに半額となります。
また、分析ツールも豊富で、テクニカル分析の際には非常に重宝します。まさしく最強の取引所と呼ぶにふさわしいでしょう。
その他の取引所
代表的な取引所を挙げておきますので、余裕が出てきたら順次開設していきましょう。
仮想通貨投資を始めるまでの流れ
取引所に口座を開設したら、次はいよいよ取引です。
日本円をビットコインと交換し、アルトコインを取引することでビットコインの枚数を増やしていきます。
ここからは、例としてbitFlyerを使って仮想通貨の取引を行う一連の流れを解説します。
①国内取引所でビットコインを購入する
まずは、国内取引所に日本円を入金し、ビットコインを購入します。
購入方法には取引所形式と販売所形式がありますが、手数料の安い取引所形式を利用しましょう。
なお、日本円の入金方法については、「bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方!入出金・送金方法と手数料」にて詳しく解説しています。
②海外取引所にビットコインを送金する
ビットコインを購入したら、続けてそれを手数料の安い海外取引所に送金します。
下の図はbitFlyerの送金画面ですが、ビットコインアドレス欄に、送金先の取引所のビットコインアドレスを入力します。
送金先アドレスを間違えると、下手すると仮想通貨が行方不明となってしまいますので、コピペを使って間違いのないようにしましょう。
ビットコインの送金方法については、「bitFlyer(ビットフライヤー)の使い方!入出金・送金方法と手数料」で解説しています。
③海外取引所にて取引をする
ビットコインが到着したら、海外取引所でビットコインとアルトコインを取引します。
仮想通貨投資はビットコインの枚数集めゲームですので、どんどんビットコインの枚数を増やしましょう。
海外取引所は手数料安いですから、積極的に取引を行いましょう。
なお、仮想通貨の具体的な投資戦略については、「仮想通貨はポートフォリオが重要!億り人になるための戦略とは?」にて詳しく解説しています。
④国内取引所にビットコインを送金する
保有するビットコインを日本円に戻す時には、ビットコインを再び国内取引所に送金します。
国内取引所にビットコインが到着したら、日本円への出金申請を行い、すると銀行の口座に日本円が振り込まれます。
以上が、仮想通貨取引の一連の流れです。
仮想通貨取引所のまとめ
今回は、仮想通貨投資を始める上で基本となる仮想通貨取引所の知識全般について解説してきました。
取引所に口座を開設したら、どんどん取引を進めて資産を増やしましょう!
イーサリアムのスマートコントラクトとはどんな技術?仮
あなたは「スマートコントラクト」という言葉をご存知でしょうか?
スマートコントラクトとは、「ブロックチェーンとは?簡単に仕組みを解説!」でも解説している仮想通貨のブロックチェーン技術を用いて、契約を自動的に行うことをいいます。
スマートコントラクトは、次世代技術として非常に注目を集めており、今後世界を変えるポテンシャルを秘めています。
この記事を参考に、ぜひ仮想通貨に対する理解を深めてくださいね。
イーサリアムとブロックチェーンとは
スマートコントラクトといえばイーサリアムというぐらい、イーサリアムはスマートコントラクトを代表する仮想通貨です。
また、スマートコントラクトを理解する上では、仮想通貨が採用するブロックチェーン技術を理解することも必要です。
なお、仮想通貨の基本から勉強したい人は、「仮想通貨の投資方法を完全解説!億り人になるための全知識とは?」もご覧になってください。
イーサリアムとビットコインの違い
イーサリアムといえば、時価総額2位の座にいる仮想通貨で、おそらく多くの人が、イーサリアムという言葉を一度は聞いたことがあることでしょう。
それに対して、時価総額1位の座にいるのがビットコインで、ビットコイン以外の通貨を「アルトコイン」と呼ぶぐらい、その知名度は抜群です。
ビットコインは、もっぱら決済や通貨としての機能しか有していませんが、それに対してイーサリアムは、決済機能の他にもスマートコントラクトといった機能も備えています。
なお、ビットコインとイーサリアムの違いについてもっと知りたい方は、「ビットコインとイーサリアムの違いを解説!投資するならどっち?」を参考にしてみてください。
ブロックチェーン技術とは
さて、今回ご紹介するスマートコントラクトを理解するためには、「ブロックチェーン」を理解することが不可欠です。
「ブロックチェーンとは?簡単に仕組みを解説!」でも詳しくお話ししている通り、ブロックチェーンとは「仮想通貨の取引履歴を一つにまとめたもの」です。
要するに、ブロックチェーン技術とは、仮想通貨の取引履歴を記録する技術なんですね。
そして、仮想通貨のネットワークに参加するコンピューターは、お互いにブロックチェーンを保有しており、悪意のある人がブロックチェーンを改ざんしても、他のブロックチェーンと内容が一致しないため、改ざんがすぐに分かるようになっています。
このように、ブロックチェーンを改ざんすることは事実上不可能で、ブロックチェーンは非常に安全性が高い技術となっています。
今回取り上げるスマートコントラクトも、ブロックチェーン技術を用いていますので、安全性や確実性が非常に高い技術です。
なお、ブロックチェーンに対する理解をもっと深めたい人は、「仮想通貨のマイニングの仕組みを理解しよう!PoWとPoSの違いは?」も読んでみてください。
スマートコントラクトとはどんな技術?
ここまで、イーサリアムやブロックチェーンについて一通り解説してきました。
ここからは、スマートコントラクトの仕組みについて具体的に解説していきます。
契約が自動的に実行される仕組み
スマートコントラクトという言葉は「スマート=賢い」「コントラクト=契約」で成り立っており、日本語に訳すと「賢い契約」です。
スマートコントラクトとは、ブロックチェーンによって自動的に契約内容が実行される仕組みのことをいいます。
あらかじめブロックチェーン上に契約内容や履行内容、取引の条件などを記録しておくことで、条件が整うと、自動的に契約が実行されようになっています。
従来までは、契約内容の確認や履行には人の手による監視が必要でしたが、スマートコントラクトを使えば、人の手を煩わせることなく自動的に行うことができるのです。
自動販売機のたとえ
スマートコントラクトを理解するには、自動販売機を例に挙げると分かりやすいと思います。
自動販売機にお金を入れて、そして好きな飲み物のボタンを押すと、自動的に飲み物が出てきますよね?
これは自動販売機によって、お金を入れたら自動的に飲み物が出てくるという「契約の自動化」がされているんですね。
つまり、自動販売機もれっきとしたスマートコントラクトなのです。
「スマートコントラクト」と聞くと少し難しそうですが、「ある条件が満たされると、自動的に契約が実行される仕組み」を指しているにすぎません。
スマートコントラクトの将来性
スマートコントラクトが普及すれば、中間者が必要だった従来の仕組みは不要となり、割安な手数料で様々なビジネスが行えるようになるでしょう。
世の中はもっと効率的になって、モノの取引が活発に行われ、割安な価格で商品を手に入れられるようになるはずです。
一方、今まで人の手が必要だった仕事が、スマートコントラクトによってなくなってしまう可能性があります。
これからの時代、私たちの仕事はスマートコントラクトなどのコンピューター技術によって大半が奪われますので、コンピューターには真似できないスキルを身につけることが大切です。
スマートコントラクトを採用する仮想通貨
スマートコントラクトを採用する仮想通貨は、何もイーサリアムだけではありません。
NEO(ネオ)やリスク(LISK)など、様々な仮想通貨が存在します。
NEO(ネオ)
基本情報
ネオは中国版イーサリアムと言われており、スマートコントラクトの機能を備えた仮想通貨です。
ネオの一番の特徴が、何と言っても中国で誕生したという強みであり、今後は多くの中国企業がネオを使ったサービスを展開していくと考えられます。
特徴
ネオのスマートコントラクトは、処理性能や開発のしやすさに優れています。
性能の面では、イーサリアムの処理能力が1秒につき30件程度なのに対し、ネオは理論上、10,000件の処理が可能と言われています。
つまり、処理速度を比べると、イーサリアムと最大で300倍以上違うことになります。
また、ネオは「Java、.NET、Python、C」などの様々なプログラミング言語を採用しているため、多くの開発者が開発に携われるようになっています。
参照:NEO
LISK(リスク)
基本情報
LISK(リスク)とは、広く一般の人でもブロックチェーンの開発に携わることを目指すプロジェクトです。
リスクの開発言語にはウェブサイトでよく使われるjavascriptが採用されており、簡単に開発が進められるメリットがあります。
国内取引所のbitFlyerに上場したことでも有名となりました。
特徴
リスクの一番の特徴が、開発言語に「javascript」を採用している点です。
javascriptは、世界中のウェブサイトのおよそ9割が採用しているぐらい、人気のある言語です。広く普及したプログラミング言語のため、プログラマーが新しく言語の勉強をする必要はなく、すぐに開発を進められるメリットがあります。
また、リスクは「サイドチェーン」を採用していることも大きな特徴です。
サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンから枝分かれするようにブロックチェーンを作成することです。サイドチェーンを使って別々に動作させた方が、メインチェーンだけで動作させるよりも処理能力が早くなります。
また、仮にサイドチェーンに問題が発生しても、そのチェーンだけ切り離せばすぐに問題を解決できるようになり、処理速度や安全性の面で優れています。
参照:LISK
スマートコントラクトのまとめ
今回は、仮想通貨のスマートコントラクトについて解説してきました。
スマートコントラクトが普及すれば、より効率的な社会が実現することがお分りいただけたと思います。
なお、スマートコントラクトについてもっと知りたい方は、以下の記事も参考にして見てください。
劣後債のメリットとは?投資の基本情報を解説
劣後債と聞いても、いまいちピンとこない人が多いと思います。
正直、筆者も投資を始めるようになってから初めて知った言葉です。
この記事では、あまり聞き慣れませんが、劣後債について解説していきます。
劣後債の基本
社債の一種
基本的には、劣後債は普通の債券である考えていいでしょう。
ただ、「劣後」という言葉から分かる通り、優先順位の部分で違いがあります。
弁済順位が低い
劣後債と普通の社債との一番の違いは、「弁済順位」が異なることです。
例えば、ある会社が倒産した場合、真っ先にお金の弁済が行われるのが、銀行や通常の社債に対してです。
一方、劣後債が弁済されるのは、銀行や社債への弁済がされた後、企業にお金が残ってる場合だけです。
利率が高い
劣後債はリスクが相対的に高いので、その分 他の債権と比べて利率が高いです。
通常、リスクが高い投資商品をを売るには、それに見合う付加価値(高い利益)を提供しなければなりません。
ですので、投資の世界ではリスクが高ければ高いほど、リターンが高くなる傾向にあります。
劣後債の特徴
社債と株式の中間に位置する
先ほども述べた通り、劣後債は通常の社債に比べ、リスクが高いと言えます。
一方、株式と比べ場合、劣後債の方がリスクは当然低いです。
そういった意味で、劣後債はリスクとリターンの観点から、通常の社債と、株式の中間に位置する投資商品と考えられます。
早期に償還されることもある
劣後債の中には、早期買取条項が付与されていることがあります。
この条項は、発行されている債券を、満期前に発行体が買取りできる条項です。
つまり、満期前に債券が強制的に償還されてしまう可能性があるのです。
ですので、本来は10年間保有するつもりで劣後債に投資したとしても、実際は5年で償還されてしまうこともあります。
投資金額が大きい
劣後債は、投資金額が最低100万円や200万円など大きいことが特徴です。
投資初心者や投資資金が少ない人には、投資のハードルが高い債券になります。
ただ、最近では、投資金額が10万円の劣後債も現れているようですので、色々と探してみるのも良いでしょう。
劣後債のまとめ
劣後債は、確かに通常の債券と比べてリスクが高いですが、その分リターンを狙いに行けるメリットがあります。
劣後債の基本をしっかりと押さえ、堅実に投資を進めましょう!
なお、劣後債についてもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
外国債券の4つのリスク!知っておきたい債券の基礎知識とは
この低金利の世の中、銀行にお金を預けていても、利息はほどんとつきません。だからといって投資を始めようと思っても、「リスク」が怖くて今一歩踏み出せない人も多いと思います。
実は、そんなあなたに朗報が。
「外国債券」に投資すれば、リスクを抑えながらも高いリターンを狙っていくことができるのです。
この記事では、外国債券投資の基本とリスクを徹底的に解説していきます。
ぜひ外国債券への理解を深めてください。
債券を振り返ろう
債券とは?
「債券」とは、国や地方公共団体、企業などが、資金を調達するために発行する証券のことをいいます。
債券にはあらかじめ金利や償還日、償還金額が定められており、債券を保有することで利息がもらえたり、満期保有で元本を受け取ることができます。
債券は基本的に解約できませんが、債券市場で随時売買可能ですので、比較的換金はしやすいといえます。
ただ、債券投資の基本スタンスは「満期まで保有」することです。
満期まで保有してさえいれば、発行者が破綻しない限り元本が戻ってきますし、利息ももらえますので損をすることはありません。
債券にもリスクがある
債券の一番のリスクは、債券の発行者が何らかの理由で支払いできなくなることです(デフォルト)。
デフォルトしてしまうと、発行者の持つ資産の範囲で支払いが行われますが、大抵は投資元本を割ることが多いです。
ですので、債券投資をする時には、発行者の支払い能力(信用力)をよく確認する必要があります。
外国債券とは
さて、債券は世界中にある様々な国々や企業、団体が発行しています。
国家が発行すれば国債、企業が発行すれば社債、地方公共団体が発行すれば地方債と呼ばれたりします。
そして、日本国内で発行された債券を国内債券、日本国外で発行された外貨建ての債券のことを「外国債券」と言ったりします。
この記事では取り上げるのは、外国で発行された債券である「外国債券」です。
外国債券のメリット
高利回りが期待できる
特に日本はゼロ金利政策の影響で金利が非常に低いので、外国債券の金利は魅力的です。
なぜ外国債券の金利が高いかというと、それは外国債券を発行している発行者の信用力が低いからです。
お金を貸しても返ってくる可能性が低いため、その分金利は高くなるのです。
投資した金額が返ってくる
外国債券は金利が高く魅力的ですが、「債券」であることに変わりはありません。
ですので、発行者が破綻しない限りは、元本や利息は戻ってくることになります。
下手に「株式」などに投資するよりも、外国債券に投資した方がリスクは低いといえます。
為替の動向次第で利益も狙える
外国債券は外貨建ての債券ですので、為替レートが有利に動けば、それだけ利益も大きくなります。
例えば、債券購入時に円高なら安く購入できますし、償還時に円安なら日本円に戻したときの利益が大きくなります。
外国債券のリスクには要注意
為替リスクがある
外国債券に特有のリスクが、為替レートが変動することによって生じる為替変動リスクです。
満期時に円高に振れてしまうと、日本円に戻したときの利益が少なくなりますので、せっかく利息がもらえていても最終的にマイナスになってしまうこともあります。
外国債券に投資する際には、一度外貨に交換する必要がありますから、為替リスクは切っても切れないリスクです。
デフォルトリスク
外国債券に投資する時には、デフォルトリスクに気をつけたいところです。
デフォルトリスクを防ぐためには、格付け会社が発表している信用格付けを参考にして、なるべくリスクが低い債券を選ぶことです。
長期で保有する必要がある
債券投資はローリスク・ローリターンで、長期保有前提の投資です。
長期間にわたって資金が拘束されますので、直近で使用予定のない「余剰資金」で投資を行うのが原則です。一度投資をしたら、満期まで根気よく待ち続けことが大切です。
外国債券の注意点
高利回りの裏には理由がある
例えば、破綻の危機にある国が国債を発行しても、誰もそんな国債を買おうとしませんね。
だから、金利を高くすることで、どうにか投資家に国債を買ってもらおうとするわけです。
これが高利回りな債券の裏の顔です。
つまり、ハイリスク・ハイリターンという言葉の通り、高利回りということは、それだけリスクも高いということです。
せっかく高利回りの外国債券に投資しても、デフォルトしてしまったら元も子もありませんので、リスクをしっかりと認識しましょう。
NISAは利用できない
外国債券を始めとした債券は、NISA(少額投資非課税制度)の対象とはなりません。意外と忘れがちなので、注意しましょう。
外国債券のリスクのまとめ
高利回りの外国債券を見ると、ついつい投資したくなりますよね。ですが、それは「ハイリスク」の裏返しに過ぎないことがわかっていただけたと思います。
外国債券のリスクを理解し、堅実に投資を行いましょう。
参考:外国債券は4つのリスクに気をつけよう!知っておきたい債券の基本
NISAは5年後どうなるの?NISAのデメリットもしっかりと理解しよう
2014年から始まったNISAは、2016年からさらに非課税枠が拡大されました。
投資するならNISAを活用しない手はないと言えるでしょう。
今回はそんなNISAのメリットとデメリットについて徹底解説したいと思います。
NISAの基本
NISAとは
NISA(ニーサ)とは「少額投資非課税制度」のことで、年間120万円までの投資に対する利益が非課税となります。
NISAはイギリスのISA(アイサ)という個人貯蓄口座を参考に作られ、日本のNを加え日本版ISAという意味合いから「NISA」と呼ばれています。
年間120万円までが非課税
NISAでは、年間120万円までの投資の利益が非課税となります。
売買益(キャピタルゲイン)や、配当金・分配金などの利益(インカムゲイン)が全て非課税となります。極端な話、売買益で1億円稼いでも、税金は1円も取られないのです。
仮に120万円の非課税枠が余っても、それを翌年に持ち越すことはできません。
1年で120万円、5年で合計600万円までの投資が非課税となります。
NISAの投資対象
NISAの対象は幅広く、株式やETF、投資信託やREITなどが対象となります。
ただし、預貯金や債券、公社債投資信託、MMF 、MRFなどは対象外となります。
NISAの対象者
NISAの対象者は、日本に在住する20歳以上の人全員です。
大幅な節税が期待できる
NISAを活用すれば、税金を大幅に節約することができます。
普通に投資で利益を出すと、「20.315%」の税金がかかります。
例えば、投資で100万円儲けた場合、およそ20万ほどの税金が引かれることになるのです。これはかなりの金額ですよね。
NISAを利用することで、この税金をまるまる支払わないで済むのです。
NISAのデメリット
短期投資には向いていない
NISAのデメリットとして、短期間で何度も売買するデイトレードなどをしていると、すぐに非課税枠が上限に達してしまうことがあります。
非課税枠を有効に使うためにも、中長期銘柄に投資することがおすすめです。
損益通算ができない
通常、投資で損失を出すと、その損失を他の口座の利益と相殺することができます(損益通算)。
ただ、NISAの場合には、NISA口座内の投資で赤字が出ていても、他の投資口座の利益と相殺することができません。
損失が出た時に対応できないのが、NISAの大きなデメリットです。
損失を繰り越すことができない
通常の口座の場合、確定申告をすることでその年の損失を3年間繰り越して、税金の控除を受けることができます。
しかし、NISAでは損失を繰り越すことができません。
NISAを活用した投資戦略
配当金を狙う
NISAを最大限に活用するためには、とにかく配当金狙いで株式に投資するといいでしょう。
配当金狙いなら、5年間非課税で配当金だけ受け取ることができます。
売却益狙い
値上がりしそうな銘柄を選定し投資できれば、大きな利益を上げることができます。
ただ、リターンが大きいということはリスクも高いということですので、複数の銘柄に分散投資し、リスク分散しましょう。
NISAのまとめ
NISAは非常にメリットが大きい制度に思えますが、損失が出た時にはデメリットが大きいでしょう。
NISAのメリット・デメリットをしっかりと理解し、堅実に投資を行いましょう!
参考:NISAは5年後にどうなる?NISAのデメリットをしっかりと認識しよう